名詞マスターは英文マスター?
と思えるほど、名詞の扱い方に日本語と英語の最大の違いを感じる
第一に配置、第二に名詞 ここができると一気に、「こいつ・・・デキる」感が出てくる ような気がする
日本語で例えると「てにをは」を使いこなす外国人のような?
先に読んだ日本人の英語でも、名詞の扱いについてかなり丁寧に書かれていた 間違いが多いというか、正しく使える人が少ないらしい
a chickenとchickenは全然違うもの
I ate a chicken.
こう言ってしまうと、私は生きた鶏を捕まえてかぶりついた・・・という、かなりホラーチックな場面になってしまう
I ate chicken.
料理/調理された鶏肉の意味ならこちらが正しい
典型的な暗記型の勉強をしてきたとうふは、単数名詞には冠詞を付けるんじゃないの??などと思うわけだが、これが大いなる間違いだった
英語の名詞表現には明確なイメージが伴う
①数えられるかどうか(可算・不可算)
②可算の場合、単数か複数か
③話の中でどういう意味をもたせたいのか
同じ単語でも、この3点によって違うものを表す
例えば水 飲み水、化学の元素、陸地に対する水中、川や海、水域、水路、水溶液、分泌液
日本語なら「水」と言っても話の中でなんとなくわかるし、水と水路は別々の単語だったりする 英語は「water」だけだと、どれ!?どのwater!?となる
日本語は聞き手が意図を汲むけど、英語は話し手が正確に表現する
冠詞ではなく限定詞
「前から限定」の修飾ルールがここで活きてくる
何も付かない名詞は、より漠然とした、抽象的なイメージになる
例:wood→木材
なんの木だか、どんな形だかわからないけど、漠然と「木材」
a,an,theのような単語が、名詞を限定してより具体的なイメージにする
a wood→ある1本の木
the wood→その(特定の)木
theには「1つに決まる」という意味がある
日本人の書く英文では、theがいきなり登場してきてなんの説明もないことが多いらしい 昔々あるところにおじいさんとおばあさんが~ という冒頭文だったら、the old manと書くのはおかしい(どのじいさん!?となる)
an old manで、おじいさんのシルエットをぼや~っと浮かばせて、「山へ芝刈りに行った」などの説明でイメージを明確にしてから、the old manと呼ぶ
the earthみたく天体にtheを付けるのは、基本的に1つしかないものだから
ということだそうで
数えられるものにaやanを付ける・・・という説明は的外れで、冠詞は名詞にくっつけるオマケではなかった
名詞の持つイメージを限定して意味を明確にするので、限定詞というほうがしっくりくる
てなことを1月ぐらいに書いてたんだけど、今超眠くてもうアカン状態なんで引っ張り出して若干修正してる
英語の名詞表現は映像イメージがはっきりしてるな、と思いました
名詞と限定詞の話だけでも知ってたら中学高校の英語もっと楽しかったろうな~ って何度も書いてる気がする