絶望と諦観からのセミリタイア計画(仮)

投資による早期リタイアを考え始めた人の 生活・思考・投資・金の話

来年は確定申告しよ

結果論ではあるけど、今年(平成29年分)も確定申告したほうがよかった

 

うっかり譲渡益もあったので、2017年は特定口座の利益が11万円ほど 税引前なら14~15万程度になる

今のところすべて特定口座・源泉徴収ありを選んでいるので、申告分離課税で20%(所得税15%、住民税5%)自動的に引かれて入金される

 

しかし、とうふの給与所得税率は5% 払いすぎなのであった

課税所得が195万円以下なら所得税5%、195万円を超え330万円以下なら10%、だから330万円以下なら総合課税にしたほうがお得 と、よくいわれてるやつ

 

課税所得という言葉がわかりづらいと思う 普通にサラリーマンやってたら、課税所得を意識する場面がほぼない

収入から、これは課税対象にしなくていいよと決められたあれこれ(控除)を引いた金額が課税所得

課税所得に所得税率をかけたものがその年納めるべき所得税(確定)

 

収入は総支給額、何も引かれてない数字

控除は、基礎、社会保険料、扶養、配偶者、医療費、生保、イデコなど 人による

 

参考にとうふの場合、年収約290万 給与所得控除と、社会保険料とイデコと基礎控除を引いて、課税所得は90万程度 330万どころか195万にも遠く及ばない

 

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ここまではわかっていたものの、他に考えるべき要素があった

・配当控除

・外国税額控除

・住民税

 

全部ひっくるめてプラスになるのかどうか、実際どういう手続きをすればいいのか、調べて判断する気力がなかったので、今回は確定申告しないと決めた 相続税申告もあったし、万が一目を付けられてもやだなー というのもあった

書類作成に関しては、去年相続税申告を自力でやったので、確定申告は枚数も要素も少ないし、別に難しくないな という感じ  多分、添付書類さえあれば今日会社で作れた というか準確定申告も提出直前までやったから、初心者じゃなかった

 

ざっと考えて

配当控除→NISAじゃない国内の配当金は15,000円程度

※外国株はこの配当控除が使えない

外国税額控除→米株の配当金は5,000円程度

 

還付1,500円ぐらい?手間の割にたいしたことない額だな・・・と(なぜか譲渡益が頭から抜けていた)

しかも住民税が増えてしまうので、ありえんという結論になった 脳みそが使えない・判断力がない状態と自分で言っていたけど、だいぶ深刻だったようだ

 

 

ここまでは所得税の話

住民税は別計算 というか所得税は国税で、住民税は地方税 管轄も違う(国税→税務署、地方税→市区町村)

税務署に確定申告すると、税務署から市区町村へ情報がいくらしい

何もしなければ総合課税になって税率10% 申告分離課税なら5%なので、住民税は源泉徴収されたままのほうが得

 

税制改正のおかげで、住民税は所得税と別の課税方式を選べるようになった!という文言を見た覚えはありませんか

正確には、もともと選べたけどアピールしてなかっただけ ですが

実務が面倒になるし税金は取れなくなるし、回収側はいいことないからかな

 

これで、全部ひっくるめてプラスになるのかどうか、考える必要がなくなった

課税所得330万円以下なら確定申告して、所得税は総合課税にしたほうがいい

(課税所得330万円以下は、かなり広い範囲の人が当てはまる)

 

そして住民税は申告不要にする 市区町村によって手続き方法が違うようなので、お住まいの地域の役所に聞いてみるのが確実

 

あと、特定口座・源泉徴収あり=確定申告できない??という思い込みもありました

やらなくていいけどやっても問題ないものでした

 

 

2月半ばまでメンタル・フィジカルどん底が続いていた上に引っ越しもあって、確定申告について調べたり準備したりなんて到底不可能・・・と判断したのは正しかった

やれば1万円ぐらい戻ってきたのに残念だったけど

 

来年は金額の多寡にかかわらず確定申告します