社長はリフレーミングがお好き?
うちの社長はなんだかそういうビジネス雑誌に載ってるような小手先のテクニックが好きらしい
一時期はコーチングがお気に入りで、コンサルだか講師だかを呼んで月1で数人単位の講習会?をやっていたこともある(管理職のみ)
どこかから情報を仕入れてしばらくはブームみたいになるんだけど、いつの間にか飽きて下火になっていることが多い
こういうのをミーハーと言うんだろうか
リフレーミングとは
物事の枠組み(フレーム)を変えること 心理学の技術らしい
「あと1時間しかない」
「あと1時間もある」
同じことでも後者のほうがポジティブでしょ!!といった感じで、捉え方を変えればポジティブになる!という話だが、なんだかなぁ・・・と思ってしまう
リフレーミングは万能じゃない
リフレーミングが悪いとか意味ないとか、そういうつもりはない そのやり方がハマってうまくいく場面もあると思う
とうふの会社は日報につぶやき欄があって(書くのは必須)そこに「苦手な人の苦手な面に遭遇しまくってしんどい」と書いたらリフレーミングだね、と返ってきた
克服すれば自分にいいことがある、そのための試練、他人は変えられないけど自分は変われる、そうすれば楽になる・・・と
言いたいことはわかるんだけど・・・
何が引っかかってるかというと
①捉え方を変えても感情は変えられない場面
前述の日報は、相変わらず独り言がうるさい仕事ができない上司と、適当な仕事ばっかしてるお局様が(自分の適当さを棚に上げて)わかんない、とうふの所属部署がちゃんとしないのが悪い、そっちがやればいい、などと自分のワガママでゴネまくってる件と、最近入社したおばはんの言葉がキッッッツイ件、が重なりまくって書いたもの
この件に対してどうリフレーミングすれば効果があるだろう?
突き詰めて何が嫌なのか考えると、
音と振動に過敏だから本当にしんどい
自分より仕事できない人が自分より多く給料もらってる
自分が適当な仕事してミスったくせに他人のせいにする
自分の適当さ棚上げで他人に厳しい(一貫性がない)
他人の気持ちを考えず自分の考え方が正しいと思い込んで声高に主張する
こんな感じになる
この人の何もかもが嫌い!というわけじゃなく、こういうところが嫌だと感じるわけで 別に直してほしいとも思わない たぶん不可能だしめんどくさい
この人にはいい面もあるはず(私にはわからんが、好きな人もいるはず)だけど、いい面があれば悪い面はチャラになるわけじゃない それとこれとは別問題だ
例えば言葉がキッツイ人、「死ねよ」「死んでほしい」と言ってるのを先週何度か聞いてしまい(声がでかくて聞きたくなくても聞こえる)、自分に対しての発言じゃないとわかってても不快だった
死ねという言葉が不快 これって捉え方の問題?捉え方を変えればこの気持ちをなかったことにできるのか?と思ってしまう
もはや自然災害のようなもの(と思うしかない) 必要なのはリフレーミングではなく、あー、そりゃ災難だったね・・・のひとこと それ以上考えるのは時間と労力のムダ
引っかかってることまだあるんだけど、長くなってきたのでまた今度